2022.12.25  クリスマス礼拝「神様と出会う世界のイベント」 ー人生を変えるイエスとの出会いー 要約  ルカ2章8−20節 マタイ2章1−16節 港キリスト教会

「神様と出会う世界のイベント」

ー人生を変えるイエスとの出会いー

 ルカ2章8−20節 マタイ2章1−16節

   

 クリスマスはまことの神と出会うチャンスであり、その出会いはその人の人生を変えるのである。

 御使いの「今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主キリストがお生まれになりました。この方こそ主キリストです。」の知らせを聞き、羊飼いたちは町に行ってヨセフとマリヤのいる場所を探し当てた結果、彼らの人生に何が起こったのか。

厳しい人生を強いられていた羊飼いたちに希望の光が与えられた

 羊飼いたちは、ローマ皇帝による人口調査は不要であった。彼らは人口にも数えられないほど低い身分であり、不眠不休で忠実に羊の世話をしていた。

 そのような羊飼いたちに、神は救い主イエスの誕生を最初に知らせられた。そして、イエスの誕生を探し当て神の存在を知った結果、彼らは希望の光(罪の赦しと天国の希望)に照らされた。

「羊飼いたちは、見聞きしたことがすべて御使いの話しのとおりだったので、神をあがめ、賛美しながら帰って行った。」(ルカ2章20節)

王や側近の者たちにとってイエスの誕生は深い心の闇をもたらした

 遠い国から不思議な星に導かれて王宮に着いた東方の博士たちから、救い主が誕生することを聞き王は非常に恐れ惑い、赤子イエスの誕生の場所を突き止めよと側近の者たちに命じた。

 救い主の誕生を聞いた王は恐れ、側近の者たちは王の不機嫌に戸惑った(マタイ2章)。そこで、彼らは聖書からベツレヘムでキリスト(救い主)が生まれることを突き止め、王はベツレヘム近辺の2歳以下の男子を一人残らず殺した。利己主義、傲慢、冷酷、無慈悲であったヘロデ王にとって神の存在は、実に不都合な真実となり、救い主の誕生の居場所を突き止めた者たちも、身勝手で利己的な王に振り回された結果、神との出会いのチャンスを失い、幼い子どもたちを皆殺しにしろという王の残酷な命令で手を血に染めたのであった。