「復活のイエスにお会いする日」  ヨハネ14章1−6節 
 イエスの復活は、私たちの罪の身代わりとして世に来られた神の御子であることを明らかにした。また、生前にてご自身が神の御子であることを明らかにされた出来事があった。

 ベタニヤ村に住む青年ラザロが病死、ラザロの二人の姉妹や村人たちは悲しみに暮れた。その時、イエスは村に行き、死後四日にもなるラザロを生き返らせた。ラザロの姉妹マルタとマリヤや村人たちは、驚きとともに大きな喜びが村中に湧き上がった。

  そこで、イエスは「わたしはよみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は死んでも生きるのです。また、生きていてわたしを信じる者はみな、永遠に決して死ぬことがありません。あなたはこのことを信じますか。」とマルタに聞かれ、彼女は「はい。主よ。私は、あなたが世に来られる神の子キリストであることを信じております。」と答えた(ヨハネ11章25−27)。


 さて、14章2節と3節は、私たちが復活のイエスにお会いできる日を知る手がかりである。2節の父の家とは神の国、3節のわたしが行ってとは、イエスが復活後に神の国に行かれた時。

 そして、神の子どもたちの住む場所を備えたら、イエスは再び地上にいる神の子どもたちを迎えに来られる(空中再臨)。

 イエス・キリストはおよそ2000年前に救い主としてこの世界に来られたが、次はこの世界さばくために義なる主として再臨される(地上再臨)。

 

 今日、地球規模で起きている異常気象による大規模な自然災害、大地震、食糧危機、道徳や倫理の荒廃、国々の絶え間ない争い、疫病はキリストの再臨が近いという兆候であると聖書は警告している。

 

 およそ2000年にも渡る恵みの時代が終わろうとしている。そして、イエスは「見よ、わたしは戸の外に立ってたたいている。だれでも、わたしの声を聞いて戸を開けるなら、わたしはその人のところに入って彼とともに食事をし、彼もわたしと共に食事をする。」(黙示録3章20節)と今も招いておられる。