イースター礼拝 「永遠に続く希望の日」 要約 第Ⅰペテロ1章17−21節  2024.3/31 (日)港キリスト教会

イースター礼拝 「永遠に続く希望の日」

 

                           第Ⅰペテロ1章17−21節 

 

 ペテロはイエスの復活に出会って、彼の人生が新しく変えられた。では、どの様に変えられたのか。

 

1信仰による新しい人生に(17節)

 「この世に寄留している」(17節)というペテロの言葉に、今の世からやがて神の国に招き入れられるという確かな信仰を見る。

 復活の主に御声をかけられた使徒パウロも、「私たちの国籍は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主として来られるのを、私たちは待ち望んでいます。」(ピリピ3章20節)と語り、二人は人生のゴールを永遠の住まいにおいていた。

 

2贖われた新しい人生(18節-20節)

 「むなしい生き方から贖い出された。」(18節)のむなしい生き方とは

①何のために生まれ、生き、死とは何か、死後どこに行くのか知らない生き方である。

②罪の力に支配されて(罪の奴隷)生きることである。このようなむなしい生き方から贖い出された(贖い:主人が奴隷市場から奴隷を買い取る)のである。

 つまり、むなしい生き方から救うために、御子イエスはいのちの代価を支払って罪の奴隷であった私たちを贖ってくださった(自由の身とされた)。

3復活による新しい人生(21節)

 ペテロはリーダー格で行動派であったが失言や失敗もあった。

 何よりもイエスを裏切ったことが最も屈辱的なことであった。しかし復活されたイエスはペテロに、「わたしを愛しますか」と3度尋ねられ、ペテロは「主を愛します。」と3度応答。

 イエスはペテロの大失態を帳消し、つまり赦されたのである。そして、「あなたがたの信仰と希望は神にかかっています。」(21節)という新しい人生を手にしたことをペテロは告白している。