「新しい価値観によって生きる」 要約 マタイ16章24-27節 2023.10/1 港キリスト教会

        「新しい価値観によって生きる」

                           マタイ16章24-27節 

 

エスが弟子たちに、人生において価値あるものとは何かを教えられた。

第1 キリストに従うことの価値(24節) エスが陰謀により捕らえられた時、ペテロはイエスを否んだ。この時点では、ペテロはイエスに従うことの価値を見出せなかった。ところが、復活のイエスに出会ったペテロや弟子たちは、「人に従うより、神に従うべきです。」(使徒5:29)と大祭司の前で大胆に語った。それは、死からよみがえられたイエスこそまことの神であり、罪からの救い主であるという福音に価値を見出したからである。

 

第2永遠のいのちの価値(25、26節)

 もし、この世で一番大切なものとは何かと聞かれるなら、それは命と答えられるでしょう。しかし、クリスチャンは、朽ちていく命ではなく、イエスを信じて永遠のいのちという価値ある尊いものを頂いた。

 パウロは、「私たちは、何もこの世に持って来なかったし、また、何かを持って出ることもできません。衣食があれば、それで満足すべきです。」(テモテ第一6章7、8節)と語っている。私たちも、神の言葉を拠り所にして日々の生活を送りたい。

 

第3 天の報いの価値(27節)

 聖書には、天の報いについて多くのことを語っている。そして、天の報いは信仰で得るものではなく行いによる。それは、キリストの再臨の時に明らかにされる。ですから、クリスチャンは天上の報いを得るために、地上にて主が喜ばれることのために励みたい。

 パウロは「私たちはみな、善であれ悪であれ、それぞれ肉体においてした行為に応じて報いを受けるために、キリストのさばきの座の前に現れなければならないのです。」(コリント第二5;10)と語っている。

 これは、天におけるキリストによる、クリスチャンの報いについてのさばき(行いの評価)である。私たちは、神様を信じて与えられたキリストに従う価値、永遠のいのちの価値、そして天の報いの価値をいつも心に留めて日々の生活を送りましょう。