「献金について(Ⅱ)」—聖書的理解-   要約 第2コリント8章8—15節 2022.5.15

献金について(Ⅱ)」—聖書的理解-  

 第2コリント8章8—15節

 

パウロが教える献金の正しい理解とは

 第1献金の動機について(8、9節

 献金をする深い動機とは、神の御子であるキリストの犠牲(愛)による尊い救いという富を頂いた応答として、自発的にささげるというのが献金の正しい動機である。強いられてではなく、神の愛による救いを頂いた応答として自ら進んで感謝をもってするのが献金をするにふさわしい心得である。

 

第2は献金による祝福は、献金の正しい理解から(10−12節

 献金についての間違った理解は損失を招くこともあるが、正しい理解を持って献金するなら大きな益を受ける。益とは何か、それは物質的な祝福だけでなく神からの霊的な祝福である。神のために蒔かれた種はたとえ地上で結実しなくても、やがて天にて良い実を結ぶ。

 

 第3は献金には天の法則がある(13-15節

 9章6節の「少しだけ蒔く者」とは、多くを持っているにもかかわらず少しだけささげる人で、「豊かに蒔く者」とは、持っているものの中から精一杯心を込めてささげる人かと思われる。そのようにささげられた献金の祝福は多岐に及ぶことによって、この世にはないまことの平等が生まれる。それが神からの恵みの分配(天の法則)である。