「へりくだる者に恵みを与えられる神」 要約 ヤコブ4章4-10節 21.8/22 港キリスト教会

「へりくだる者に恵みを与えられる神」

 ヤコブ4章4-10節 

 

  私たちの信仰を陥れる第一のものは、この世(4、5節)にある。神よりもこの世を愛することは神を敵とすることである。

 主イエスは「だれも、二人の主人に仕えることはできません。一方を憎んで他方を愛することになるか、一方を重んじて他方を軽んじることになります。あなたがたは、神と富とに仕えることはできません。」(マタイ6章24節)と教えられた。

 第二にサタン・悪霊たちは信仰者を陥れる危険な存在である(6、7節)。

 サタンや悪霊たちは、人々の平和を憎み、教会の祝福を妬み、キリスト者を陥れようと隙を伺う実在者である。

 第三に信仰を陥れる危険は私たちの罪にある(8節)。罪は神を遠ざけるとイザヤは警告した(イザヤ59章1、2節)。罪の赦しというキリストの十字架の恩寵ゆえに、私たち罪人は悔い改めることによって神の御前に大胆に出ることが出来る。

「かつては遠く離れていたあなたがたも、今ではキリスト・イエスにあって、キリストの血によって近い者となりました。」(エペソ2章13節)

 最後に、神の御前で罪深い自分の姿に悲しみ、憂い、嘆くというへりくだりこそ、神の恵みと救いにあずかる唯一の道である(6、10節)。