「願っても与えられないのは」要約 ヤコブ4章1-3節
ヤコブは教会内での争い事を憂い、その原因を欲望=快楽・肉の欲(1節)であると言及。
2節では、何かを欲しがる事を否定しているのではなく、欲しがっても手に入らないと人殺をするという欲望の行く着く所の恐ろしさを訴えている。
では、欲しがっても手に入らない原因とは何か。それは悪い動機で求めるからである(3節)。
悪い動機で願うとは、私たちの祈り願いが自分の関心ごと(欲望)のみにあり、また争いの原因は私たちの心から神を締め出していることにあるのではないだろうか。もし私たちが幼子のように神の御前に出て祈るなら、神は素晴らしいみわざを現してくださるはずである。
「まず神の国と義を求めなさい。そうすれば、これらのものは、それに加えて与えられます。」
(マタイ6章33節)