「献金について(Ⅲ)」―祝福される献金― 要約 第二コリント9章6−15節 2022.5.22 港キリスト教会

献金について(Ⅲ)」―祝福される献金― 

 第二コリント9章6−15節

 

 献金の学びの3回目ですが、今回は献金の3つの原則について学びます。

第1の原則 献金は神様の心を動かす(6―7節) 

 献金における「わずか」とは、有り余るものの中から出し惜しんで献げることで、「豊かに」とは、持っている額に関わらず、喜んで、精一杯、心から進んで献げることである。つまり、神様はどれだけ(額)献げたよりも、献げる者がどのような思いで献げているのかをご覧になり心を動かされる(愛してくださる)。

 

第2の原則 献金は神様によってより豊かなものになる(8−12節)

 献金によって神から霊的な祝福を頂き、この霊的な祝福にあずかることで、物質的な祝福にあずかるのである。なぜなら、神様は献げた人を豊かにされるだけでなく、献げられたものを受ける人たちも豊かにされることにより、神への感謝が生まれる。

 貧しい教会であったマケドニア教会のクリスチャンたちが、困窮しているエルサレム教会のために精一杯献げたことにより、その恵みを受けたエルサレム教会のクリスチャンに大きな感謝が生み出されたのである。

 

第3の原則 献金の究極的な意義は神様をあがめることにある(12−15節)

 マケドニア教会からの献金には一つの意義があった。それは、パウロはこれらの献金を通して、ユダヤ人クリスチャンと異邦人クリスチャンとの隔たりの壁がなくなることを期待していたはずである。

 同じ神様を信じている兄弟姉妹、神の家族、同胞者であるという一致の思いが与えられることによって、神に感謝し、そして神があがめられることを、パウロは指導者として何よりも期待していたことでしょう。