「真実を曇らす心のおおい」
第2コリント3章12―18節
当時のコリント教会において、ユダヤ教主義思想(的外れな律法主義)が、健全な教会形成に不一致と混乱をもたらしていた。
そこで、パウロは古い契約から新しい契約の時代(律法から恵みの時代)に移行したことを伝えている。
では、この日本においても文化、風習、しきたりといった決まりごと(律法的な?)が多い中、クリスチャンはいかに関われば良いのか。
❶神からのものかどうかの吟味(聖書に照らして)
❷信仰に支障をきたらす異教の行事には要注意
❸周りの人に躓きを与えないように配慮(例えば、まことの神を知らないで宗教行為をしている人々をさばくのではなく、その人たちの救いのために祈る)
さて、パウロは新しい契約による救いにあずかっている者は、御霊の働きによる自由があり、異教社会におけるあらゆる慣わし(風習・しきたり)から解放された者であり、人々の心を縛り、永遠の死をもたらす罪から解放されて自由の身とされた者であると語っている。
「神に感謝します。あなたがたは、かつては罪の奴隷でしたが、伝えられた教えの規範に心から服従し、罪から解放されて、義の奴隷となりました。」
(ローマ6章17、18節)