「古い契約と新しい契約」 第2コリント3章1—11節
パウロは、ここで古い契約と新しい契約を対比している。
石の板vs心の板(3節)
文字vs御霊(6節)
死の務めvs御霊の務め(7、8節)
罪に定める務めvs義とする務め(9節)
消え去るべきものvs永続するもの(11節)
◎古い契約とは、いけにえ制度による救済である。
◎新しい契約とは、キリストの十字架の死による罪からの救済である。
新しい契約の時代に生きる者にとって二つの大切なことがある。
第1に信仰の証しの大切さである。
❶信仰によって良い実を結ぶ。
❷人々への信仰のあかしである。もしクリスチャンであることを閉口するなら、人々が救われる機会と教会に来るきっかけを失いかねない。
第2にその務めの重大さである。
クリスチャンは大切な務めを担っている。それは、聖書の教えから人を罪に定めるのではなく、人を義とする栄光の務めを担う者である。
とはいえ、私たちは砂の器(脆くて弱い)に過ぎない。しかし、私たちはイエスを信じて宝の器(貴重で、価値あり、朽ちない)とされ、その器の所有者はイエス・キリストである。