「神のことばにオープンマインド」要約 マタイ21章23−27節 24.3/17 港キリスト教会

    「神のことばにオープンマインド」

                                  

              マタイ21章23−27節 

 

 イエスによる数々の奇跡や権威ある教えは、多くの群衆をイエスのもとに集めた。そのために、祭司長や長老たちはイエスを妬み憎しみ敵視する様になった。

 

 ある時に、イエスが宮で人々を教えておられるのを見て、祭司長や長老たちが、「いったい何の権威で、またどこで得た権威で人々を教えているのか」とイエスに抗議した。

 彼らは、高い地位や身分を手に入れるために苦学し、財を投じていた。しかし、片田舎の身分の低い若輩者が偉そうに人々を教えているのを見て腹を立て、しかもイエスの存在に危機感を抱いていた。

 

ところが、イエスは彼らの偽善と利己的な態度を見抜かれて、彼らの意地汚い抗議を論破された。

 彼らは、常に自分の身を安全地帯に置くという自己保身、そして人から良いように思われたいという利己心の塊であった。

 何よりも、己の非を認めず頑な心の持ち主のためにイエスのことばを謙虚に聞けなかった。

 

ある人が「素直さは救いである。」と言った。では、神のみことばにオープンマインドとは何か。それは、『自分が知らない事柄や持論と違う意見を言われた時に、それを素直に受け止め、むしろ積極的に、かつ謙虚に相手に対して教えを請うことができる人である。』(引用)。

 では、私たち信仰者は神のみことばに対して素直な心で、そして信仰を持って受け入れているだろうか。 

 世にある価値観の影響を受け、また固定観念に縛られてみことばを信じ切れないで疑う、あるいは思い込む、あるいは間違ってみことばを理解していないのかを振り返ることは大切なことである。