「信仰による熱意」ローマ15章14-21節
-パウロの信仰から来る熱意とは-
Ⅰ.熱い思いは育成のため(14、15節)彼の手紙には戒め、叱責、非難があったが、執筆目的は信徒の成長を願うものであった。
Ⅱ.熱い思いで主に仕えた(16、17節)パウロが熱意を持って主に仕えた目的は異邦人の救いにあった。彼によって異邦人が救われたのは、ただ神の恵みによるもので、自らは無力な者と告白していた。
Ⅲ.熱意を持って福音を伝えていた(18-21節)パウロは、神体験や成功談は取るに足りないものと考えた。「私は、自分にとって得であったこのようなすべてのものを、キリストのゆえに損と思うようになりました。」(ピリピ3章7節)
パウロにとって復活の主との出会いが最高の望みであり、その確かな望みがパウロの信仰を熱くしていた。私たちも主にお会いできる希望を抱きつつ信仰を熱くしたいものである。