「コロナウイルスに振り回された一年を振り返って」 2020年12月31日(木)

 今年は、実に日の過ぎる早さを感じる年となりました。東京は1,300人を超える感染者が出たようであります。来る年はコロナが終息するのか、あるいは少しでも収まってくれるのか知る術もありませんが、未だに新型コロナウイルスの発生源が不明のままであります。

 しかし、世界に棲息するすべての根源は神によるものであると、ヨハネは語っているのです。「すべてのものは、この方によって造られた。造られたもので、この方によらずにできたものは一つもなかった。」(ヨハネ1章3節)

 今回のパンデミックは、起こるべくして起こったものと考えることも可能ではと思うのです。少なくとも偶然とは思えないのです。

 人類にとっては大きな試練の時ではありますが、この試練の中で忘れていた大切な事を思い起こさせる機会でもあるのです。人はお互いに関わる中で共に生きるものであり、また共に生かされているものであるという事に気付かされたのです。

 医学もどんどん進歩し、科学もますます発達し、将来は輝かしく、超便利で豊かで、住み良い社会を目指してきたのが人類です。しかし、目に見えないウイルスに直面して、人間の脆さと無力さを今経験しているのです。

 もちろん、人類はいつしかこのウイルスを克服する日が来ることでしょう。そして、コロナ感染が終息することは重要なことではありますが、この試練の中で学ぶべきことや反省すべきことを疎かにしないようにと自問する次第であります。

 この一年、小生のブログをお読みくださった方々に感謝しつつ、コロナは終息するという期待を抱きつつ新しい年を共に迎えたいと思います!